「グローバル人財プレップ・スクール」第6講のご報告

7月10日(火)IISIAセミナールームにて「グローバル人財プレップ・スクール」第6講を開催し21名の学生が参加しました。また6月開催のプレ・イヴェントに参加した福岡、名古屋の大学生・大学院生に向けて講義の様子をUstream上で同時放送すると共にSNS上でコメントでの参加を受け付けました。第6講は安田善次郎をテーマに、歴史に名を残したリーダーの偉業を辿り、近代資本主義システムに関する思考の枠組みを学びました。

最初に、代表・原田武夫が国際金融資本及び中央銀行の役割について説明した後、世界史を振り返る上で重要な3要素(東アジアへの富の集積、米国と欧州の金融覇権争い、二つのユダヤ勢の進出)について説明しました。受講生からは「アメリカにあるハリマンやメロンなどの大財閥はユダヤ勢なのか?」「アメリカで王族にあたるのはどこなのか」等、多くの質問が上がりました。

輪読ではグループA、Cが由井常彦編集『日本財閥経営史 安田財閥』(日本経済新聞社)を基に、安田善次郎がゼロから財閥を築くまでの軌跡を辿りました。また矢野竜渓著『安田善次郎伝』(中公文庫)についてグループB、 Eが安田自身の人物像を掘り下げました。代表・原田武夫は「安田にとって転機はいつだったのか」と受講生に投げかけ「歴史に名を残す創業者は風を読み決断する力がある。それを本書から学んで欲しい」とまとめました。

政策課題はグループDが「日本の地方自治、その理想的な姿は?」をテーマに地方自治に関する法律、道州制の歴史や課題、各政党の反応などについて調査内容を発表し、「道州制と都道府県制の混合による地方自治」を理想的な姿と結論付けました。

発表後、受講生からは「地方自治のモデルであるアメリカについては調べたか」「今回の提言により地方格差は解消されるのか」など多くの質問が出た他、Ustreamを通じて受講した福岡の学生からも地方の状況について意見および質問が投げかけられるなど今まで以上に活発な議論が交わされました。最後に代表・原田武夫は「成長戦略について前向きに考えたのは良いがなぜ道州制を検討したのかの説明がないのは良くない」「発表が長いので問題提起と仮説と検証を資料1枚、発表時間は10分でまとめ、その説明のみで分からせることを次回の課題としよう」「これから皆さんはある物事を決めて、説明し、納得してもらうという、大事なプロセスを学んでいく」とアドヴァイスを行いました。

第6講の様子

 インターネットを通じて福岡、名古屋の学生も加わっての初めての講義となりましたが、受講後には「講義は意見も多く非常に内容の濃いものだったと感じた、次回は自分も質問できるよう事前に準備して望みたい」と感想が寄せられ、確かな手ごたえが感じられました。また政策課題ではただ調べて発表するだけでは相手に伝わらないことを学生たち自身が体感した様子でした。これから不可欠となる「相手に伝える」経験を積み学生たちがさらに成長していく様子を引き続き皆様にお伝えして参ります。

活動報告

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