「グローバル人財プレップ・スクール」第7講のご報告

第7講では輪読を通じてインテリジェンス機関の役割を学びました。

最初に、代表・原田武夫は「“情報リテラシー”の根本にあるのは気付きを得ることであり、定点観測を通じて物事が生じる前に動く先行指標をつかむことが大事だ」と説明しました。またメディアが発するニュースには「事実」と「作られた事実」があることやニュースを見て考えるべき点を学生たちに教示しました。

「グローバル人財プレップ・スクール」東京 第7講の様子

輪読ではグループCが野田敬生著『諜報機関に騙されるな!』(ちくま新書)について米国、中国、北朝鮮等の諜報機関の活動内容を紹介しました。発表後、学生からは「なぜ筆者は各国の諜報機関の実情を詳しく知っているのか」など質問が投げかけられました。続いてグループB、DがLoch K. Jonson編集“Handbook of Intelligence Studies”を、グループAが北岡元著『インテリジェンスの歴史』(慶応義塾大学出版会)について発表しました。代表・原田武夫は「欧米では社会にインテリジェンスが組み込まれている。これをよく理解した上での行動がリーダーには求められる」とアドヴァイスしました。最後に輪読の発表方法について学生から「折角得られた発表の機会に当日配布したレジュメの内容をただ読み上げるだけでは勿体ない」との意見が出され、次回に向けては発表時間を区切り、内容もより議論をinviteできるよう工夫する改善案が提示されました。 

「グローバル人財プレップ・スクール」東京 第7講の様子2

政策課題はグループEが「若年者非雇用問題」をテーマに現状の課題、政府の取り組みについて調査内容を発表しました。本テーマの根底にある問題として「就業観の育成が遅いこと」を挙げドイツの教育制度を参考とした早期の就労経験によるキャリア形成システムを提案しました。

前講義の発表後のアドヴァイスはまだ完全には活かされておらず、発表後、代表・原田武夫は「プレゼンの趣旨が伝わってこない。もっと議論(argument)を促すべきだ。その為にもまず結論を明示し論拠を明確に相手に伝える必要がある。想定される反対意見に対する準備も忘れないようにしよう」「海外事例に着目したのは良いが、階級社会が浸透しているドイツの職業教育システムをそのまま日本に適用するのは難しい。宗教など国ごとの背景も考えるように」と伝えました。

 第7講を終えこれまで「自分で調べたものをグループ内で議論しまとめる」ことに対して学び成長が著しい学生たちは「相手に明確に伝える」「発表内容に対し議論を促す」という次の課題に対しても真剣に向き合おうという意欲が感じられました。積極的に学ぶ意欲は全く変わらない学生たちのこれからの成長が非常に楽しみです。

活動報告

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