グローバル人財プレップ・スクール」特別講義ご報告

6月12日(火)、日本ソフト開発株式会社 代表取締役社長の藤田義嗣様を講師にお招きし、「グローバル人財プレップ・スクール」特別講義を開催いたしました。特別講義には男子18名、女子6名の合計24名の学生が出席しました。

講師の藤田社長は多方面に渡りシステムソリューションを手掛ける同社の代表取締役社長を務める一方で、地域活性化や環境支援など多方面で活躍されています。本特別講義ではご自身のこれまでのご経験を基に学生たちにお話しいただきました。
(講義テーマ:“志す道に未来がある”)

特別講義:藤田社長ご講演

最初に藤田社長は戦後の学生と現在の学生について「学生気風は時代によって変わる。今の学生は論理的でスマートではあるが、自分の狭い世界の中で生きている」と説明しました。また、孔子の「論語」の中で20代について述べられていないことを紹介し「20代のうちは迷って当然である。今のうちに色々なことを学ぶべきだ」と学生たちに語りかけました。

続いて現代社会の特徴について、「情報化(IT化)が進んだことでコモディティ化できるスキルはITに取って代わられ、グローバル化や少子高齢化がスピードを上げて進む中、過去のビジネスモデルが通用しない時代になってきた。このような中、企業は社会環境の変化に柔軟に適応することが必要となり、過去の構造を刷新するイノベーションが今求められている」と説明しました。

一方で、「イノベーションは”0″から”1″を生みだす作業であり、そこにはアイデアを出し何とかしていこうというリーダーが必要だ。そのようなリーダーとなる為には人間力の基本を身につけることが重要だ」と伝えた上で、藤田社長は学生たちに人間力の基本について以下の3つをお話しされました。

1. 素直であること、そして感謝の心を持つこと
2. 礼節にすぐれていること
3. 人間として裏表がないこと

この中で一つ目の【素直であること、そして感謝の心を持つこと】は偏見にとらわれずものごとを吸収する素地があることを表すと説明しました。また感謝の心について「ものをもらったときに出る言葉が『ありがとう』だが『感謝』は親や先生の想いを自分が実感として理解したときに感じることだ」と学生に語りかけると学生たちは納得した様子で頷いていました。

特別講義:藤田社長ご講演 
講義の内容は多岐に渡り、現在日本に蔓延している三つの病気(「先送り中毒」「リスク過敏性」「茹でガエル現象」)、環境問題と日本が目指すべき科学技術の形、ご自身の海外ビジネス展開の経験から得た各国の特徴などを分かりやすく、時折り学生たちに問いかけながらお話しいただきました。

最後に藤田社長は学生たちに「【考え方】【情熱】【知識】の3つの中で何が一番重要だと思うか」と尋ねられました。複数の学生が「情熱」と答えると、藤田社長は「考え方がまず最初にあるべきだ。これがしっかりしている人がやる気を出せば知識や技術は必ず克服できる」と学生たちにアドヴァイスした上で、「これから何を学び成長するかは皆さんの『未来に向けての志』にかかっている。今日の講義がそれを考えるきっかけとなってくれれば嬉しい」と締めくくりました。

学生からの質疑応答では「環境の変化に適応できていない組織に入ると、イノベーションを起こそうとしてもつぶされるのではないか」「藤田社長の『考え方』を聴かせていただきたい」「大きなことを成す上で様々な特徴を持った人の協力が必要になった際、それぞれの良さを理解するにはどうしたら良いか」等、多くの質問が寄せられました。

2時間弱の特別講義終了後、学生の顔には新しい気付きを得た様子が見られ、講演後のアンケートでは「基本的な考え方・人間力の重要性を強く感じた」といった声が寄せられました。本日の講義でいただいた様々なアドヴァイスを参考にして、学生達がさらに大きく成長し社会に出ていく様子が今から楽しみです。

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